Quantastic

友達をびっくりさせる楽しくて簡単なハロウィンのおやつ! ➤ 2

みつき(左)
おばあ様、少しお時間よろしいでしょうか?
さゆり(右)
おやっ、美月姫、どうしたんだい、エプロンなんかして、また彩也花が家事もしないで何かに熱中しているのかい?
みつき(左)
いえいえ、お母さまは関係ありませんわ、今日はお菓子作りをしていたんです
さゆり(右)
へえー、美月姫はほんとに器用な子だね~、そんなことまでできるのかい
みつき(左)
ええ、実は、今度の学校のイベントでハロウィンパーティーを開催することになったのですが、私たちのクラスはお菓子作りを担当することになりましたので、当日参加者に配るお菓子の試作品を作っていたんです
みつき(左)
実は、正直言うと、お菓子作りの経験は少ないので自信はなかったのですが、お菓子作りが得意な子に相談して特訓してもらったり、書籍などを読んで何とか基礎を習得することができましたので、あとは実践あるのみかと思いまして…
さゆり(右)
まあ、美月姫なら心配することはないよ、料理だって毎日作っている彩也花よりも手際が良かったし、味付けだって塩加減が絶妙でとっても美味しかったからねー、おそらく生まれながらにそういった感性も持ち合わせておるんじゃよ
みつき(左)
まあ、おばあさまったら、お褒めいただきありがとうございます
みつき(左)
でも、とてもではありませんがお母さまには敵いませんわ、料理のレパートリーだって豊富ですし、何しろ毎日仕事と家事を両立させているのですから、本当に感謝しかありませんもの、それに比べて私なんてキッチンに立つことの方が稀なわけですから、やはり「経験の差」と言うものを身に沁みて感じますわ
さゆり(右)
美月姫はほんとに謙虚だねー、自我が強すぎる翔太にも見習わせたいよ
みつき(左)
ですので、お菓子作りについても私にはノウハウがありませんので、今回はYouTube動画を参考にさせてもらうことにしたんです
さゆり(右)
えっ、YouTubeかい、それは是非とも紹介してもらいたいねー
みつき(左)
ええ、もちろんですわ、そうおっしゃると思いまして、動画を用意させていただきましたの
さゆり(右)
それはありがたいねー、それで、どんなチャンネルなんだい?
みつき(左)
はい、本日ご紹介させていただくのは『Quantastic』と言う名のチャンネルで、様々なアート作品を動画で紹介してくれるアートギャラリーのようなチャンネルになります
さゆり(右)
んん、「アート」って言うのは「芸術」を指す言葉じゃないのかい?私はてっきり、お菓子作りのチャンネルを紹介してくれるのかと思ったけど…
みつき(左)
はい、もちろんおばあ様のおっしゃる通り、アートは美術や芸術を指す言葉ですので、イメージとしては絵画や彫刻などを思い浮かべられるかもしれませんが、広義としてのアートは人間の創造活動全般を指しますので、音楽や文学はもちろんのこと、料理やパフォーマンスなどと言った分野に関しても、感性を刺激したり心を揺さぶる表現が含まれているのであれば、それらは紛れもなく「アート」であると言えるのです
みつき(左)
ですので、このチャンネルではあらゆる分野の動画の中から、アートの域にまで達している映像のみを紹介しているんです
さゆり(右)
へえー、それは凄いねー、なんだか期待しちゃうねー
みつき(左)
特に今回の場合ですと、『友達をびっくりさせる楽しくて簡単なハロウィンのおやつ!』というのが動画のテーマになっていますので、ただ美味しいだけではなく、見た目にも工夫を凝らした、まさに「アート」と呼べるようなお菓子が数多く登場しているんです
みつき(左)
例えばこれなんかはハロウィンで定番の「ゴースト」の形をしたお菓子なのですが、愛らしくデフォルメされたキャラクターとゼリーのつるんとした質感が絶妙にマッチしていますので、美味しそうなだけではなく、ハロウィンを演出する効果もあるんですQuantasticスクリーンショット
さゆり(右)
ほんとだねー、これだけ心惹かれるお菓子ならば、芸術作品と言えるかもしれないねー
みつき(左)
ええ、ハロウィンだとどうしても「怖さ」を前面に押し出す傾向がありますので、場合によってはグロテスクでリアリティのある造形が利用されることもあるのですが、このチャンネルは常に「アート」をテーマとしていますので、そのような動画が出てくる心配はないんです
さゆり(右)
ふーん、それは安心だねー、不快な映像なんて見たくはないからねー
さゆり(右)
でも、なんで「怖さ」なんかを演出する必要があるのかねー、お祭りなんて楽しいに越したことはないのにねー
みつき(左)
それは、ハロウィンの由来に関係しているんです
みつき(左)
もともとハロウィンは古代アイルランドに住んでいたケルト人が起源であると言われていて、ケルト人にとって10月31日は1年の終わりの日であるため、夏の終わりと冬の到来を告げる「サウィン祭」と言うお祭りを行っていたのですが、それと同時に、その日は死者の霊が妖精や悪魔などの姿をして家族を訪ねてくるとも信じられていましたので、その死者の機嫌を損ねないように食べ物や飲み物を家の外に用意する風習があったんです、つまり、形を変えて現代まで続いるのその風習が「ハロウィン」なんです
さゆり(右)
へー、なんだか日本の「お盆」に似ているねー、海外のことなのに…
みつき(左)
そーなんです、実際にハロウィンの由来を説明する際に、日本の「お盆」を例に挙げて説明することがあるのですが、それはこの2つの祭事に共通点が多いからなんです
みつき(左)
例えば、かぼちゃをくりぬいて作る「ジャック・オー・ランタン」は中にローソクを灯し、死者を照らすためのともしびとして用いるのですが、これは日本で迎え火や送り火をともす「盆提灯」と似ていますし、ハロウィンで子供たちがお菓子をもらう「トリック・オア・トリート」なんかは、お地蔵さまの供養でお参りに来た子供たちにお菓子を配る近畿地方の「地蔵盆」がそれにあたりますので、例えて話すのが容易なんです
さゆり(右)
へえー、何でも知っているねー、美月姫は、いつもながら感心しちゃうよ
さゆり(右)
それで、どんなお菓子を作ることにしたんだい?
みつき(左)
はい、私が選んだのは魔法使いの帽子が載ったカップケーキで、作り方はこんな感じにアイスクリームのコーンを使用するんですQuantasticスクリーンショット
さゆり(右)
ああ、これは、チョコレートを掛けているんだねー
みつき(左)
そうなんです、そしてそのチョコレートが固まったら、このようにデコレーションをして帽子を作り…Quantasticスクリーンショット
みつき(左)
その中に、ケーキをデコレーションする際に使用するトッピングシュガーやチョコチップなんかを入れるんですQuantasticスクリーンショット
さゆり(右)
へえー、作り方まで丁寧に教えてくれるんだねー
みつき(左)
で、最後にそれをカップケーキに載せれば、このように帽子を外した時に中身が飛び出して、その場が華やかになる仕組みなんですQuantasticスクリーンショット
さゆり(右)
それは楽しそうだねー、これならもらった人もきっと喜ぶと思うよ
みつき(左)
そう言ってもらえると光栄ですわ、試作品ができましたら、まずはおばあさまにプレゼントさせていただきますので、是非とも召しあがってください
さゆり(右)
ああ、楽しみにしているよ、それとこのチャンネルも気に入ったから、登録して他の動画も見てみるとしようかね
みつき(左)
お気に召していただけたようで、何よりですわ
みつき(左)
それではチャンネルのリンクを下に貼っておきますので、よろしければお使いください

 

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